エアコンクリーニングの頻度は?

「エアコンクリーニングってどれくらいの頻度で行えば良いの?」と疑問に感じる方は多いかと思います。
エアコンの内部は外から見えないため、掃除の必要性を感じにくいものです。

そのため、「エアコンクリーニングをしないまま、いつの間にか数年経っている……」といった経験もあるのではないでしょうか。
そこで今回は、エアコンクリーニングを行うべき頻度について解説します。

■エアコンクリーニングの頻度

掃除内容 頻度
エアコンクリーニング(内部+フィルター) 1~2年に1回
エアコンクリーニング(掃除機能付き) 2年に1回

エアコンクリーニングは基本的に1~2年に1回行うのがベストです。
夏や冬の時期に使用頻度が高いようであれば、最低でも1年に1回はエアコンクリーニングを行うことをおすすめします。

また、近年お掃除機能付きエアコンの需要が高まりつつあります。
お掃除機能付きエアコンの場合、クリーニングの頻度は2年に1回。
一般的なエアコンと比較すると低頻度であるため、手間が少なく済みます。
しかし、お掃除機能付きのエアコンは、フィルターはある程度キレイにしてくれますが、「フィン」「ファン」「ダストボックス」までキレイに掃除することは難しいものです。
そのため、お掃除機能付きエアコンであっても定期的にクリーニングは必要になります。

■エアコンクリーニングを行うべき症状


上記のエアコンクリーニングの頻度は、あくまで目安です。
エアコンクリーニングの頻度は、エアコンを使用する環境や回数によって異なります。
そのため、前回エアコンクリーニングを行って、まだ1~2年経っていないとしても、以下のような症状がありましたらエアコンクリーニングをご検討ください。

・嫌なニオイがする
エアコンクリーニングをすべきか判断するのに一番わかりやすいもので言えば、エアコンから嫌なニオイがすることです。
エアコンの嫌なニオイは、内部にほこりが溜まっていたり、カビが繁殖している証拠です。

・アレルギー症状が出る
エアコンを動かすと、くしゃみや鼻水が出る、目がかゆいなどのアレルギー症状が出る場合があります。
この症状の原因も先程と同じ、エアコン内部のカビなどです。
嫌なニオイがしなくても、アレルギー症状が体に出たら、早急にエアコンクリンーニングを行いましょう。

・ほこりや汚れが溜まっている
エアコンの内部を見てみると、フィルターやファンにほこりが溜まっていないでしょうか?
フィルターがほこりで目詰まりしているようでしたら、エアコンクリーニングが必要です。
ほこりや汚れが溜まっていると、電気代が高くなったり、故障を引き起こす可能性もあります。

関連記事:エアコンクリーニングのメリットとは?

■エアコンクリーニングの頻度を少しでも下げるためには?


・定期的にお手入れをする
エアコンクリーニング頻度を下げるために重要なのが、定期的なお手入れです。
特にフィルターは汚れがたまりやすい場所。
放置するとどんどん内部が汚れてしますので、1~2週間を目安に定期的に自分でお手入れをしましょう。

・エアコン使用後に送風運転をする
エアコンを使用した後は、1時間くらい送風運転を行いましょう。
送風運転することによってエアコン内部の湿度を抑えられるため、カビが発生しにくくなるのです。
エアコンを使わない季節であっても月1回程度、1時間の送風運転をするとエアコン内部にカビが発生しにくい状況を維持できます。

・お部屋の換気をする
お部屋の換気によって、エアコンクリーニング頻度を下げられる可能性があります。
お部屋の湿度が高い場合、エアコン内部にも湿気がたまりやすくなり、カビが発生しやすくなります。
エアコンだけでなく、家全体がカビの生えにくい環境を維持できるようこまめに換気をしましょう。

■まとめ
今回は、エアコンクリーニングの頻度についてご紹介いたしました。
エアコンは、知らない間に汚れやカビが増えていることが多いため、定期的にクリーニングをしなければなりません。
快適な暮らしを送るためにも、1~2年に1回を目安にエアコンクリーニングをご検討ください。


一覧ページに戻る